八王子南大沢『教育』を読む会 7月例会のお知らせ

【7月のご案内】

次回の例会は、7月20日(月曜)午後2時30分から午後5時00分までです。

7月例会は、月刊誌『教育』を直接扱わず、
研究者の桜井恵子さんから算数教育についてご報告いただき、検討します。

桜井さんは、『近代日本算術教育史 子どもの「生活」と「主体性」をめぐって』を、昨年おつくりになられました。
『教育』6月号にて、宮城教育大学の本田伊克さんがその書評を執筆されています。

今回は、桜井さんから、一時間程度、本の内容についてわかりやすくお話しいただきます。

現在、急激に進む教育改革の中で、「生きる力」など、「主体性」の尊重、育成が強調されています。
従来、子どもの「主体性」「生活」の尊重は、子ども一人一人の力を守り育てることと思われてきました。
しかし、戦前に子どもの「主体性」「生活」が国定算術教科書に位置づくのは、満州事変を目前にした昭和10年からです。
算術教育の歴史を振り返る中で、「主体性」「生活」について再度考える手がかりが得られると思います。

後半、お話を受けまして、みなさんと、子どもの「主体性」と学びについて考え深めていきます。

今回は、『教育』は扱いません。
ご参加をお待ちしております。

■日時 2015年7月20日(月曜日) 午後2時30分〜午後5時まで
  ※遅刻・早退でもかまいません。

■会場 生涯学習センター南大沢分館(旧・八王子市立南大沢公民館)視聴覚室

■交通 京王(相模原)線 南大沢駅下車 改札出て左。
イトーヨーカドーの脇にある歩道橋を渡って、
向かい側のビル(八王子市南大沢総合センター)一角にあります。
(駅から徒歩5分です。)

■参加費 200円(場所代・資料代)





【次回以降のお知らせ】

8月はお休みです。
9月は18日(第3金曜日)に行う予定でおります。



【八王子南大沢「教育」を読む会について】
 毎月(8月を除く)第3金曜日の夜7時から、
八王子生涯学習センター南大沢分館にて、例会を行っています。
(4月と12月の日程は、第3金曜ではなく、毎年変わります。)
 2001年1月にスタートしました。
 2014年11月で150回をむかえることができました。
 学校教職員、発達援助専門職、大学生・大学院生、研究者など、
さまざまな立場の方が、毎回10名以上集まって学習をしています。
 立場の異なる方と話し合うことで、議論がさらに深まり、面白いです。
 ブログ http://d.hatena.ne.jp/kyoukaken2005/     

以上です。