八王子南大沢『教育』を読む会 7月例会のお知らせ

例年より早く梅雨が明けたことを喜んでいたのも束の間、西日本豪雨による被害状況から目が離せない日が続いていま

す。被災された方、関係者の方には謹んでお見舞いを申し上げます。

6月例会は15日(金)に行われました。

辻岡秀夫さん(NPO法人ゆどうふ理事長、臨床心理士)から、「ひきこもる若者が志向性を発露するための社会資源と

しての空き家」のお話をいただきました。

参加者は12名でした。

町田市の空き家を拠点しての活動が豊富な事例とともに紹介され、さまざまな質問や意見交換もあって、ふだんにない

角度からのいい学びがあったという感想が参加者から寄せられました。


【7月例会のお知らせ】

■日時 2018年7月20日(金) 午後6時半〜午後9時(もちろん遅刻・早退でもかまいません)

■報告者:金智恩さん(蒲田保育専門学校講師)

■テーマ:戦時下における教育科学研究会の教育制度改革運動

少し難しいかもしれませんが、金さんから報告内容についての解説を事前にいただいていますので、ここに紹介させて

いただきます。

「本研究は、1930年代から40年代前半において展開した教科研の教育制度改革運動の特徴を明らかにしたもので

ある。教科研は様々な分野における教育運動を展開したが、なかでも教科研独自の教育制度改革理論が如何に形成さ

れ、どのように公表されていったのか明らかにした。1937年2月の『教育』に公表した「教育改革案」は、教科研

の結成の原点となり、教科研の教育制度理論が集約されたものであった。本発表では、この改革案の特徴を説明し、当

時の学制改革論議における意義を踏まえたうえ、民間教育研究団体としての教科研の教育運動を新たに位置付けること

を試みたい」

ご参加にあたっては、できれば事前に、『教育』7月号に目を通していただけるとありがたいです。

(興味のある文章だけでかまいません。もちろん「なし」でも大丈夫です。また『 教育 』をお持ちでなくても参加で

きます。当日、部数は限られますが、購入することもできます。1冊20円引き笑)

■会場  生涯学習 センター 南大沢 分館(旧・八王子市立 南大沢 公民館)※部屋は入口掲示板に示されています

■交通  京王(相模原)線 南大沢 駅下車 改札出て左。 イトーヨーカドーの脇にある歩道橋を渡って、向かい側

のビル(八王子市 南大沢 総合センター)一角にあります。(駅から徒歩5分です。)

■参加費  200円(場所代・資料代)


【8月以降のお知らせ】

■8月例会:休会

■9月例会:報告者:小泉秀人
      報告テーマ:未定ですが、数名の学生とともに報告がなされ、語り合いが展開される内容になります。


【八王子 南大沢 「 教育 」を読む会について】

基本、毎月第3金曜日の夜6時半から、八王子 生涯学習 センター 南大沢 分館にて、例会を行っています。

(時折、第3金曜日とは別の曜日と時間帯に設定することがありますので、毎回、日時をご確認ください。)

本会は、2001年1月にスタートし、2014年11月で150回を迎えることができました。学校教職員、発達援

助 専門職 、大学生・ 大学院生 、 研究者 、一般市民など、さまざまな立場の方が、毎回10名前後集まって学習を

しています(多いときは20名に達することもあります)。皆さんの積極的な参加をお待ちしています。

《 ブログ   http://d.hatena.ne.jp/kyoukaken2005/ 》 

《神原昭彦 携帯:090−6011−4441》