八王子南大沢『教育』を読む会 7月例会のお知らせ

梅雨。台風シーズンの始まりとも重なり、福岡県・大分県での集中豪雨がもたらした悲惨な状況。

日本列島の位置とそれを取り巻く自然的条件。災害には、「自然」と「人工」の両方が絡むと言われますが、限りなく

重い荷物を背負わされた現地の人たちに対して、私たちは同情を超えて、真の意味での支援をどのように行えばいいの

かをともに考えていきたいと思います。

6月例会は16日(金)に行われ、荒巻りかさん(スクールソーシャルワーカー)からの報告がありました。参加者は

8名でした。

6月号特集「相模原事件は問う」所収「わかち合うこと 知り合うところから−Talk and Talk うらら&りかの対

話」をもとに、裏話を含めて対話を通じて改めて考えたことや、スクールソーシャルワーカーとして本特集をどう読ん

だか、などについてお話していただきました。

報告のあとの参加者同士の話し合いでも、「当事者性」の問題や、差別・選別、施設と地域、インクルージョン理念と

実践、交流の必要性など、多様な視点から意見が出されました。


【7月例会のお知らせ】

■報告者:塩野和子さん(府中市立小学校現役教員)。日々感じていること−大変さのなかに見出す希望(仮題)につ

いて、近況報告も含めて語っていただきます。

併せて参加者全員で、「『 教育 』7月号を読んで」と称して、簡単な感想の交流も行います。

(毎回、報告+ディスカッションと併せて、その例会と同じ月の号−7月例会の場合は7月号−を読んでの感想の交流

を行っています。)

ご参加にあたっては、できれば事前に、『教育』2017年7月号を読んできていただけるとありがたいです。

(興味のある文章だけでかまいません。もちろん「なし」でも大丈夫です。)

(『 教育 』をお持ちでなくても参加できます。当日、部数は限られますが、購入することもできます。1冊20円引

き笑。)

■日時 2017年7月21日(金) 午後6時30分〜午後9時(今年4月から開始時刻が18時半となっていま

す。)もちろん遅刻・早退でもかまいません。

■会場  生涯学習 センター 南大沢 分館(旧・八王子市立 南大沢 公民館)※部屋は入口掲示板に示されています

■交通  京王(相模原)線 南大沢 駅下車 改札出て左。 イトーヨーカドー の脇にある歩道橋を渡って、向かい側

のビル(八王子市 南大沢 総合センター)一角にあります。(駅から徒歩5分です。)

■参加費 200円(場所代・資料代)。(4月から、会計を会の運営のなかに明確に位置付けることにしました。会

場費とともに資料代がかかるための100円値上げです。どうぞご了承ください。)


【次回以降のお知らせ】

■8月例会:お休みです。

■9月例会:15日(金)18時30分〜:報告者:小泉秀人さん(大学講師、もと都立高校教諭)。大学での歴史教

育実践についてお話していただくと同時に、実際に授業を受けた学生さんからのコメントも交えて会を進めていきま

す。

■10月例会:20日(金)18時30分〜:報告者:久冨善之さん(もと一橋大学教授)。今年1月に上梓された著

書『日本の教師、その12章 困難から希望への途を求めて』(新日本出版社)の著者トークイベント(サイン会?

笑)として位置づけます。もちろん久冨さんの語りだけでなく、参加者との応答、感想の交流なども行います。


【八王子 南大沢 「 教育 」を読む会について】

毎月(年数回を除く)第3金曜日の夜7時から、八王子 生涯学習 センター 南大沢 分館にて、例会を行っています。

(特に4月と12月の日程は、第3金曜ではなく、変わる可能性が高いので、お知らせにご注意ください−今年は第3

金曜日に実施しました)

本会は、2001年1月にスタートし、2014年11月で150回を迎えることができました。

学校教職員、発達援助 専門職 、大学生・ 大学院生 、 研究者 、一般市民など、さまざまな立場の方が、毎回10名

前後集まって学習をしています(多いときは20名に達することもあります)。

皆さんの積極的な参加をお待ちしています。

《 ブログ   http://d.hatena.ne.jp/kyoukaken2005/ 》 

《神原昭彦 携帯:090−6011−4441》